最近の感じたこと

❍…最近、ネット関連の出来事で特に気になったのが、次の事件、インターネット上に殺人・爆破予告が書き込まれ、アニメ演出家と無職男性が逮捕された後、第三者が関与した疑いが浮上した事件。2人は別々のソフトをパソコンに取り込み、同じ遠隔操作型のコンピューターウイルスに感染していた。彼らのパソコンは第三者に遠隔操作され、掲示板・ホームページなどに書き込みをされていた。こうした感染手法は、ギリシャ神話にちなんで「トロイの木馬」と呼ばれ、一見すると音楽などの名称に偽装しているが、取り込むとウイルスが侵入する仕組みになっている。また、以前感染すると他人に成りすまし、メールを送りつけるウイルスに遭遇したことがあるが、現在までに恐怖の暴露ウイルスといわれたものへの感染は、ファイル交換ソフトなどの不正使用が主流であったが今回は結構身近にあり得る事例でそこまで気をつけろと言われても神経質になりすぎ、ネットを楽しめないのでは、またセキュリティソフトでも駆除されなかったようでどこまで追っかけっこ状態なのか？

❍…十数年前に「ザ・インターネット」という映画を見たが、これは主人公がパソコンを操作中に誤って、秘密組織の情報にアクセスしてしまう。この組織は「コンピューターによる世界支配」を画策しており、邪魔な主人公の個人データを逃亡中の犯罪者のものと交換してしまう。主人公は警察やFBI，CIAに追われる逃亡者となってしまう。映画なので最後はハッピーエンドなのだが現実はそんなにうまくいかないだろう。スマートホンが急速に普及している。タブレットPC・スマートホン、実に便利。持ち運びも楽だし、ほぼ、ノートPCの代わりをしてくれる。ただ、アップルはまだ良しとしてアンドロイド系はセキュリティの面でかなり不安！数多い無料ソフトの中にはかなり危険なものが含まれていると聞く。Googleに問い合わせオフィス系で良いソフトはと聞くと答えはなし。ご自分で無料ソフトがあるので探してくれとのこと。取説でもまともなものは見たことがない。まったくアップル、Googleといいこの業界は無責任でまかり通っている。・・と言いつつもipadに続いてNexus 7を買ってしまった自分が情けない。

❍…山中伸弥・京都大教授が今年のノーベル医学生理学賞に輝いた。「人間万事塞翁馬」この言葉を心の支えに研究に力を注いできたそうだ。人工多能性幹細胞（ｉＰＳ細胞）の開発を発表してからわずか６年。５０歳の若さで最高の栄誉を手にした。教授は神大卒業後、整形外科の研修医になった。しかし、治すことができない数多くの患者がいるという現実に直面。有効な治療法のない患者に接するうち、基礎研究の重要性を感じ、また基礎研究の魅力に目覚め、実験に没頭したそうだ。また、教授のインタビューで受賞できたのは、「日本という国に支えられたから。まさにこれは日本という国が受賞した賞だと感じている」つまり科学技術振興機構の支援やスタッフの協力でこの賞を受賞できたことを述べられている。最近あまり聞いたことのない国に対する感謝や国の支援に対する感謝の言葉に今回の受賞の素晴らしさを感じた。